【結論】
水戸市において、屋根の耐風性を強化する工事の費用相場は、工法によって大きく異なります。
- 棟板金の強化(ビス止め・交換):5万 〜 15万円
- 最も手軽で効果的な強風対策。釘を抜けにくいビスに変える。
- 瓦屋根の耐風改修(ラバー・ビス止め):30万 〜 80万円
- 瓦同士を接着したり、棟を積み直して固定力を高める。
- 防災瓦への葺き替え(ガイドライン工法):150万 〜 250万円
- 瓦同士がロックする最新の瓦に交換。震度7、風速46m/sにも耐える。
- 金属屋根への葺き替え(軽量化・一体化):140万 〜 220万円
- 一枚板の金属屋根にすることで、風が入り込む隙間をなくす。
最も推奨されるのは、「ガイドライン工法(全数釘打ち)」による防災瓦への変更、または「金属屋根への葺き替え」です。 これらは、近年の大型台風でも被害が少なかったことが実証されています。
簡易的な補強として、瓦を接着する「ラバーロック」もありますが、間違った施工(全周コーキング)をすると雨漏りの原因になるため、必ず正しい知識を持つ瓦専門業者に依頼してください。
第1章|なぜ水戸市で「耐風リフォーム」が必要か
水戸特有の風事情と、古い屋根のリスクについて解説します。
1. 「筑波おろし」の威力
水戸市の冬は、北西から乾燥した冷たい強風「筑波おろし」が吹き荒れます。この風は屋根の板金を浮かせ、釘を徐々に緩ませます。長年の振動で固定力が弱まった屋根は、次の台風で一気に被害を受け、飛散するリスクが高まります。
2. 昔の施工法(土葺き・釘なし)のリスク
昭和に建てられた瓦屋根の多くは、釘を使わず土の粘着力だけで瓦を載せている「土葺き(つちぶき)」工法です。これは地震や強風に非常に弱く、現代の耐震・耐風基準(ガイドライン工法)では不適合とされています。
第2章|工法別の費用と効果比較
予算と目的に合わせて、最適な工法を選びましょう。
1. 棟板金交換・補強
- 費用目安: 5万 〜 15万円
- 内容: 浮いてきた釘を「パッキン付きステンレスビス」に変え、腐った下地木材を「樹脂製貫板(タフモック)」に交換する。
- 効果: 屋根の頂上が飛ばなくなる。最もコストパフォーマンスが良い対策。
2. 防災瓦への葺き替え
- 費用目安: 150万 〜 250万円
- 内容: 既存の瓦を撤去し、瓦同士が噛み合うロック構造を持つ「防災瓦」に交換。全ての瓦を釘で固定する。
- 効果: 震度7の地震や、風速46m/sの大型台風でも瓦がズレたり落下したりしない最強の屋根になる。
3. 金属屋根(立平葺きなど)
- 費用目安: 140万 〜 220万円
- 内容: 棟から軒先まで一枚の長い板金を使い、継ぎ目をなくす工法(立平葺き)などを採用。
- 効果: 風が入り込む隙間がないため、耐風性が極めて高い。勾配が緩い屋根にも最適。
第3章|水戸市での耐風改修 施工実例
事例A:強風で浮いた板金をビスで固定(水戸市赤塚・築15年)
- 状況: 強風のたびに屋根から「バタンバタン」と音がする。
- 施工: 棟板金の釘が抜けていた。下地を腐らない樹脂製に交換し、抜けにくいパッキン付きステンレスビスで強固に固定。
- 費用: 約10万円
- 結果: 音が止まり、台風シーズンでも安心して眠れるようになった。
事例B:土葺き瓦を防災瓦へ(水戸市見川・築50年)
- 状況: 瓦がズレており、台風で飛んで近所に迷惑をかけないか心配。
- 施工: 古い瓦と土を全て撤去。軽量でロック機能付きの「スーパートライ110(防災瓦)」へ葺き替え。
- 費用: 約240万円
- 結果: 見た目は重厚な和風のまま、最新の耐風・耐震性能を手に入れた。
事例C:海沿いの家を金属屋根へ(水戸市大洗寄り・築30年)
- 状況: 風が強く、塩害もある地域。スレートが割れていた。
- 施工: サビに強いSGL鋼板の「立平葺き(たてひらぶき)」を採用。
- 費用: 約130万円
- 結果: 風の影響を受けにくい形状になり、飛散リスクが激減した。
第4章|専門家のアドバイス:ガイドライン工法とは
瓦屋根工事技士(水戸市) 「2022年から、新築の瓦屋根は『全数固定(全ての瓦を釘やビスで留める)』が義務化されました。これを『ガイドライン工法』と呼びます。 リフォームでもこの基準に合わせて施工することで、補助金の対象になったり、火災保険の割引が適用されたりする場合があります。 『昔ながらのやり方』ではなく、『最新の基準』で施工できる業者を選んでください。」
第5章|FAQ(水戸市の耐風対策Q&A)
Q1. ラバーロックは効果ありますか?
A. 正しく施工(L字止め)すれば、耐風性は上がります。しかし、瓦の再利用ができなくなる等のデメリットもあるため、あくまで「葺き替えまでのつなぎ」として考えるべきです。全周コーキングなどの間違った施工は雨漏りを引き起こします。
Q2. 火災保険でリフォームできますか?
A. 「リフォーム(予防)」には使えませんが、「台風で壊れた箇所の修理(復旧)」には使えます。その保険金を足しにして、全体を強化する工事を行うことは可能です。
Q3. 足場は必要ですか?
A. 耐風工事は屋根全体や棟(頂上)を触るため、安全確保のために足場が必要です。外壁塗装などとセットで行うと足場代がお得になります。
第6章|まとめ
水戸市で屋根の耐風性を上げるポイントです。
- 板金: 釘ではなく「ビス」で固定する。
- 瓦: 「防災瓦」か「ガイドライン工法」で施工する。
- 形状: 風に強い「金属屋根(立平)」も検討する。
強風被害は、自宅が壊れるだけでなく、ご近所への加害者になるリスク(瓦が飛んで車を傷つけるなど)もあります。 「転ばぬ先の杖」として、早めの耐風改修をおすすめします。まずは地元の専門業者に、屋根の診断を依頼しましょう。
お問い合わせ先
屋根・外壁・リフォームのことならお気軽にご相談ください。
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代表取締役:岩本 忠男
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許可番号:
- 一般建設業許可 茨城県知事許可(般-03)第37470号
- 宅地建物取引業 茨城県知事(2)第7362号
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