【結論】
水戸市におけるスレート屋根工事の費用相場は以下の通りです(30坪目安)。
- 再塗装(塗り替え):40万 〜 80万円
- 寿命延長効果:約10年
- カバー工法(重ね張り):80万 〜 140万円
- 寿命延長効果:約30年
判断の基準:
- 築10年〜15年で、初めてのメンテナンス → 「再塗装」がコスパ良し。
- 築20年以上、または屋根材がボロボロ → 「カバー工法」一択。
- 2004年以前のノンアスベスト切り替え時期の屋根 → 塗装しても剥がれるため「カバー工法」必須。
目先の費用は塗装の方が安いですが、雨漏りリスクや将来のメンテナンス頻度を考えると、築20年を超えたらカバー工法の方がトータルコストでお得になります。
第1章|「再塗装」と「カバー工法」の違いと特徴
まずは2つの工法の仕組みを理解しましょう。
1. 再塗装(塗り替え)
- 内容: 高圧洗浄で汚れを落とし、防水塗料を塗る。
- 目的: 屋根材の表面保護(防水性回復)と美観維持。
- 限界: ひび割れや反りを根本的に直すことはできない。下地の防水シートの寿命(約20年)が来たら、塗装では防げない。
2. カバー工法(重ね張り)
- 内容: 既存屋根の上に防水シートを敷き、新しい金属屋根を被せる。
- 目的: 屋根の機能再生、断熱性向上、雨漏り防止。
- メリット: 廃材が出ないため安く、屋根が新品同様になる。
第2章|費用対効果(コスパ)のシミュレーション
「今後30年住む」と仮定した場合のトータルコスト比較です。
パターンA:10年ごとに塗装し続ける場合
- 今回(築15年):塗装 60万円
- 10年後(築25年):塗装 60万円
- 20年後(築35年):下地寿命で葺き替え 200万円
- → 30年間の合計:320万円
パターンB:今回カバー工法をする場合
- 今回(築15年):カバー工法 120万円
- 10年後(築25年):メンテナンス不要 0円
- 20年後(築35年):メンテナンス不要(または軽微な補修) 0円
- → 30年間の合計:120万円
結論: 長く住むなら、早めにカバー工法をしてしまった方が、足場代の回数も減り、圧倒的に安上がりです。
第3章|水戸市で注意すべき「塗装してはいけない屋根」
費用が安いからといって、どんな屋根でも塗装できるわけではありません。以下の場合は、塗装しても無駄金になります。
1. パミール(ニチハ製 1996-2008年)
層間剥離(ミルフィーユ状に剥がれる)という不具合が起きる屋根材です。塗装しても、屋根材ごと塗膜が剥がれ落ちます。水戸市でもこの時期の建売住宅に多く使われています。
2. コロニアルNEO(クボタ製 2001-)
初期のノンアスベスト製品で、非常に割れやすいのが特徴です。高圧洗浄の水圧だけでボロボロに割れることがあり、塗装には向きません。
3. 激しい劣化(コケだらけ・反り)
スレートが反り返って隙間が空きすぎている場合、塗装では埋まりません。また、踏むだけで割れるほど脆くなっている場合も塗装不可です。
第4章|水戸市でのスレート屋根工事 成功事例
事例A:築12年、初めてのメンテナンス(水戸市元吉田町)
- 状態: 色あせはあるが、割れや反りはなし。
- 選択: 再塗装(遮熱シリコン塗料)
- 費用: 約55万円
- 理由: 屋根材自体が健全だったため、塗装で防水機能を回復させるのが最もコスパが良いと判断。
事例B:築23年、ヒビ割れ多数のパミール屋根(水戸市見和)
- 状態: 屋根の先端がボロボロと剥がれている。
- 選択: カバー工法(スーパーガルテクト)
- 費用: 約110万円
- 理由: 塗装業社から「これはパミールなので塗れません」と断られた。カバー工法で金属屋根にしたことで、今後のメンテナンス不安が解消された。
事例C:築30年、雨漏り寸前(水戸市千波町)
- 状態: スレートがズレており、天井裏に雨染みがあった。
- 選択: カバー工法(横暖ルーフ)
- 費用: 約130万円
- 理由: 下地の防水シート(ルーフィング)の寿命切れが疑われたため、新しい防水シートを敷き直せるカバー工法を選択。
第5章|専門家のアドバイス:タスペーサーの重要性
塗装一級技能士(水戸市) 「スレート屋根を塗装する場合、絶対に『タスペーサー(縁切り部材)』を使ってください。スレートの重なり目に塗料が詰まると、雨水が抜けなくなり、毛細管現象で雨漏りします。『うちはカッターで切るから大丈夫』という業者もいますが、タスペーサーを入れるのが確実で安全です。」
リフォームプランナー 「見積もりを取る時、必ず『屋根材の商品名』を聞いてください。もし自宅の屋根が『パミール』や『レサス』などの不具合が出やすい製品だった場合、塗装を勧めてくる業者は知識不足か悪徳業者です。正しい診断ができる業者を選びましょう。」
第6章|FAQ(水戸市のスレート工事Q&A)
Q1. アスベストが入っているかわかりますか?
A. 2004年(平成16年)以前に建てられた家のスレートには、アスベストが含まれている可能性が高いです。図面で屋根材の商品名を確認するか、プロに見てもらえば判別できます。アスベスト入りでも、カバー工法なら飛散しないので安全・安価に工事できます。
Q2. カバー工法で耐震性は悪くなりませんか?
A. 確かに屋根は重くなりますが、スレート+金属屋根の重さは、日本瓦の半分程度です。今の建築基準法で建てられた家なら、耐震性に大きな影響を与えるほどの重量増ではありません。
Q3. 火災保険は使えますか?
A. 「台風でスレートが飛んだ」「雪で割れた」などの被害があれば使えます。その保険金をカバー工法の費用の一部に充てることも可能です。
第7章|まとめ
水戸市でスレート屋根の工事方針を決めるフローチャートです。
- 築15年未満・割れなし → 「再塗装」(タスペーサー必須)
- 築20年以上・色あせ激しい → 「カバー工法」
- パミール等の不具合屋根材 → 「カバー工法」
「安く済ませたいから塗装で」と安易に選ぶと、数年後に雨漏りして、結局カバー工法をすることになり、塗装代が無駄になります。 現在の屋根の状態を正しく診断し、長期的な視点で工法を選んでください。
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