水戸市の瓦防水コーティング費用と効果の比較

瓦屋根
目次

【結論】

水戸市における瓦屋根の防水コーティング(塗装)の費用相場は、一般的な30坪の住宅で40万〜80万円です。

しかし、ここで最も重要なのは、「あなたの家の瓦は塗装が必要な瓦か?」という点です。 瓦には「塗らなければならない瓦(セメント瓦)」と、「塗ってはいけない瓦(日本瓦)」の2種類があります。

  • セメント瓦・モニエル瓦: 防水性がないため、10年ごとの塗装が必須。放置すると水戸の冬の寒さで凍結し、割れます。
  • 日本瓦(陶器瓦・いぶし瓦): 半永久的な防水性があるため、塗装は不要(無意味)。塗ると数年で剥がれて見栄えが悪くなります。

水戸市では、訪問販売業者が「日本瓦にも防水塗装が必要です」と嘘をついて高額な工事を勧めるケースが多発しています。まずは自宅の瓦の種類を見極め、適切なメンテナンスを選ぶことが無駄な出費を防ぐ第一歩です。

第1章|水戸市で瓦コーティングが必要な理由と気候

なぜセメント瓦には塗装が必要なのでしょうか?水戸特有の気候が関係しています。

1. 凍害(とうがい)の防止 
セメント瓦は、表面の塗膜が切れると水を吸い込みます。水戸の冬は氷点下になるため、吸い込んだ水分が凍って膨張し、瓦を内側から破壊(爆裂)させます。これを防ぐために防水コーティングが必要です。

2. 紫外線による劣化 
夏の日差しはセメントの成分を劣化させ、表面をザラザラにします(骨材の露出)。コーティングで保護膜を作ることで、瓦自体の寿命を延ばします。

第2章|瓦の種類別:費用と効果の比較

瓦の材質によって、やるべき工事と費用が全く異なります。

瓦の種類塗装の必要性費用目安(30坪)期待できる効果注意点
セメント瓦
(コンクリート製)
必須40万 〜 80万円防水性回復、美観向上、凍害防止(寿命+10年)下塗り(シーラー)をたっぷり塗らないとすぐ剥がれる。
モニエル瓦
(乾式コンクリート)
必須50万 〜 90万円同上「スラリー層」という特殊な層を完全に除去してから塗る必要がある。
日本瓦
(陶器・いぶし)
不要
(禁止)
0円
(やるべきではない)
効果なし(むしろ剥がれて汚くなる)業者が勧めてきても断る。漆喰補修にお金をかけるべき。

第3章|日本瓦に塗装してはいけない理由

もし日本瓦にコーティングをするとどうなるのでしょうか?

1. 塗膜が剥がれる 
陶器瓦やいぶし瓦は表面がツルツルしている、または炭素膜で覆われているため、塗料が密着しません。2〜3年でボロボロと剥がれ落ち、まだら模様の汚い屋根になります。

2. 湿気が逃げなくなる 
瓦は呼吸して湿気を逃がしていますが、塗装で膜を作ると湿気がこもり、下地(野地板)を腐らせる原因になります。

※例外: 瓦専用の特殊な透明塗料(瓦ガードなど)もありますが、費用対効果が悪いため、基本的には推奨されません。

第4章|水戸市での瓦メンテナンス 施工実例

事例A:セメント瓦をシリコン塗装で再生(水戸市見和・築25年)

  • 状況: 瓦の表面がザラザラになり、コケが生えていた。
  • 施工: 高圧洗浄を入念に行い、厚膜のシリコン塗料で3回塗り。
  • 費用: 約65万円
  • 結果: 防水性が復活し、新築時のような艶が出た。凍結割れのリスクも回避できた。

事例B:モニエル瓦の特殊塗装(水戸市千波町・築20年)

  • 状況: 塗装業者に「モニエル瓦は塗れない」と断られた。
  • 施工: モニエル瓦専用の塗料(スラリー強化プライマー)を使用できる業者に依頼。
  • 費用: 約80万円
  • 結果: 専門知識のある業者のおかげで、剥がれにくい強固な塗装ができた。

事例C:日本瓦への塗装勧誘を回避(水戸市赤塚・築35年)

  • 状況: 訪問業者に「瓦が劣化しているから塗装しましょう」と言われた。
  • 対応: 地元の瓦店に相談したところ「これは陶器瓦だから塗ってはいけません。漆喰だけ直しましょう」とアドバイスされた。
  • 費用: 約20万円(漆喰補修のみ)
  • 結果: 無意味な塗装代(100万円と言われていた)を払わずに済み、必要な箇所だけ直せた。

第5章|専門家のアドバイス:瓦の見分け方

瓦屋根工事技士(水戸市) 
「自宅の瓦が『セメント』か『陶器』か分からない場合は、瓦の端(小口)を見てください。

  • セメント瓦: 切り口がゴツゴツしていて、コンクリート色をしている。
  • 陶器瓦: ツルッとしていて、焼き物特有の質感がある。 また、叩いた時の音も違います。陶器瓦は『キーン』と高い音がしますが、セメント瓦は『コツコツ』と鈍い音がします。」

第6章|FAQ(水戸市の瓦コーティングQ&A)

Q1. セメント瓦はいつまで塗装できますか? 
A. 築30年〜35年が限界です。素材自体が脆くなっている場合、塗装してもすぐに割れてしまいます。その場合は「葺き替え(屋根交換)」が必要です。

Q2. 日本瓦をきれいにしたい場合はどうすれば? 
A. 「高圧洗浄」または「バイオ洗浄」だけで十分です。塗装しなくても、汚れを落とすだけで銀色の輝き(いぶし瓦の場合)が戻ります。

Q3. 瓦専用の接着剤(ラバーロック)は防水になりますか? 
A. なりません。あれは「耐風対策」ですが、やり方を間違えると雨水の逃げ場を塞いで雨漏りさせます。防水目的で塗るものではありません。

第7章|まとめ

水戸市で瓦屋根の防水コーティングを検討する際の判断基準です。

  1. セメント瓦・モニエル瓦: 「塗装」で防水性を維持する(必須)。
  2. 日本瓦(陶器・いぶし): 「塗装しない」。漆喰補修などを行う。
  3. 業者選び: 瓦の種類を正しく見極められる業者を選ぶ。

「瓦=塗装が必要」というのは間違いです。 正しい知識を持って、必要なメンテナンスだけに費用をかけてください。まずは地元の屋根専門業者に、瓦の種類を診断してもらいましょう。

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