【水戸市 屋根リフォーム】葺き替えとカバー工法の違いと費用

屋根葺き替え
目次

【結論】

水戸市で屋根リフォームを検討する際、「カバー工法」「葺き替え」のどちらを選ぶべきか。その運命の分岐点は、「既存屋根の下地(野地板)が健全かどうか」の一点に尽きます。

  • 【カバー工法】:下地が傷んでおらず、費用と工期を抑えたい場合に最適。スレート屋根の上から軽量な金属屋根を被せるのが主流で、費用は120万〜230万円が目安。断熱性向上という副次効果も期待できます。
  • 【葺き替え】雨漏りが進行し、下地まで腐食している場合や、重い瓦屋根の耐震性が不安な場合の唯一の選択肢。費用は150万〜320万円と高額になりますが、屋根を根本から刷新でき、長期的な安心感が得られます。

水戸市特有の強風や夏の暑さを考慮すると、軽量で耐久性・断熱性に優れた「ガルバリウム鋼板」が、どちらの工法においても最も推奨される屋根材です。

最終的な判断は、自己診断ではなく、信頼できる地元の屋根専門業者による詳細な診断に基づいて行うべきです。複数の業者から両方の工法で見積もりを取り、メリット・デメリットを比較検討することが、後悔しない屋根リフォームの絶対条件です。

第1章|あなたの屋根はどっち?「カバー工法」と「葺き替え」の基本

屋根リフォームの主要な工法である「カバー工法」と「葺き替え」。それぞれの特徴を理解することが、適切な選択への第一歩です。

カバー工法(重ね葺き)とは?

既存の屋根材(主にスレートや古い金属屋根)を撤去せず、その上から新しい防水シート(ルーフィング)と軽量な屋根材を被せる工法です。

  • イメージ:古い服の上から、新しいコートを羽織るようなイメージ。
  • メリット
    • 解体費用・廃材処分費がかからないため、費用が安い
    • 工期が短い(3日〜7日程度)。
    • 既存屋根と新規屋根の二重構造になり、断熱性・遮音性が向上する。
  • デメリット
    • 屋根の重量がわずかに増える。
    • 下地(野地板)が腐食している場合は施工できない
    • 施工できる屋根材は、軽量な金属屋根などに限られる。

葺き替え(ふきかえ)とは?

既存の屋根材をすべて撤去し、下地である野地板の状態を確認・補修した上で、新しい防水シートと屋根材を施工する工法です。

  • イメージ:古い服を脱ぎ捨て、新しい服に着替えるイメージ。
  • メリット
    • 下地の補修や交換ができるため、雨漏りの根本的な解決が可能。
    • 屋根の構造部分から一新でき、長期的な安心感が最も高い。
    • 重い瓦屋根から軽量な金属屋根に替えることで、家の耐震性が向上する。
  • デメリット
    • 解体費用・廃材処分費がかかるため、費用が高額になる。
    • 工期が長い(5日〜14日程度)。

第2章|運命の分岐点!「カバー工法」と「葺き替え」どちらを選ぶべきか?

あなたの家はどちらのタイプ?選択基準チェックリスト

チェック項目カバー工法がおすすめ葺き替えが必須
既存の屋根材スレート、アスファルトシングル、軽量金属屋根重い瓦屋根(和瓦・セメント瓦)
築年数築15年~25年程度築30年以上
雨漏りの状況雨漏りはしていない、または軽微長年にわたり雨漏りしている
下地の状態歩いてもブカブカしない、小屋裏にシミがない歩くとブカブカする、小屋裏に広範囲のシミやカビ
リフォームの目的とにかく費用を抑えたい、断熱性も上げたい根本的に問題を解決したい、耐震性を向上させたい

水戸市の気候を考慮した屋根材選び

水戸市は、夏の暑さ、冬の寒さ、そして台風や「筑波おろし」による強風という特徴があります。これらの気候に対応できる屋根材を選ぶことが重要です。

  • ガルバリウム鋼板【最も推奨】
    • 特徴:軽量で錆びにくく、耐久性が高い(20〜30年)。デザインも豊富。
    • メリット:カバー工法にも葺き替えにも最適。特に断熱材と一体になった製品は、夏の暑さと冬の寒さ対策に絶大な効果を発揮し、水戸市の気候に非常に適しています。
  • アスファルトシングル
    • 特徴:柔らかいシート状の屋根材で、複雑な形状の屋根にも対応可能。表面の石粒が雨音を吸収するため、防音性が高い。
    • メリット:デザイン性が高く、洋風の住宅によく合う。
  • 防災瓦
    • 特徴:瓦同士がロックされる構造で、地震や強風によるズレ・落下に強い。
    • メリット:瓦の重厚な雰囲気を維持しつつ、防災性能を高めたい場合に最適。葺き替えでのみ選択可能。

第3章|【工法別】水戸市の屋根リフォーム費用相場(2025年・税込)

一般的な30坪の住宅(屋根面積80〜120㎡)を想定した、足場代込みの費用相場です。

カバー工法の費用相場

  • スレート → ガルバリウム鋼板(断熱材一体型)120万円 ~ 230万円
    • 内訳イメージ
      • 足場仮設:18万~35万円
      • 高圧洗浄・下地処理:5万~10万円
      • 新規防水シート(ルーフィング):10万~20万円
      • ガルバリウム鋼板 本体・役物:60万~140万円
      • 施工費・諸経費:20万~40万円

葺き替え工事の費用相場

  • スレート → ガルバリウム鋼板150万円 ~ 280万円
  • 瓦 → ガルバリウム鋼板(軽量化)180万円 ~ 320万円
    • 内訳イメージ(瓦→ガルバ)
      • 足場仮設:18万~35万円
      • 既存瓦の撤去・廃材処分費:30万~70万円
      • 野地板の補修・増し張り:15万~50万円
      • 新規防水シート(ルーフィング):10万~20万円
      • ガルバリウム鋼板 本体・役物:60万~140万円
      • 施工費・諸経費:25万~50万円

第4章|水戸市での屋根リフォーム成功事例

事例A:カバー工法で断熱性アップ(水戸市双葉台・築22年)

  • 課題:スレート屋根の色あせと、夏場の2階の猛烈な暑さが悩みだった。
  • 施工内容:既存のスレート屋根の上に、断熱材一体型のガルバリウム鋼板「IG工業 スーパーガルテクト」でカバー工法を実施。
  • 費用:約190万円
  • 成果:外観が見違えるようにモダンになっただけでなく、夏の2階の室温が体感で明らかに下がり、エアコンの効きが良くなった。雨音も静かになり、一石三鳥の効果に大満足。

事例B:葺き替えで耐震性向上(水戸市見川・築40年)

  • 課題:重いセメント瓦の屋根で、長年の雨漏りにより小屋裏にシミが広がっていた。地震時の倒壊リスクも不安だった。
  • 施工内容:既存のセメント瓦と、腐食していた野地板をすべて撤去。新しい野地板を張り、軽量なガルバリウム鋼板に葺き替え。
  • 費用:約250万円(市の耐震改修補助金を一部活用)
  • 成果:屋根の重量が約1/8になり、家の重心が下がったことで耐震性が大幅に向上。雨漏りの根本原因が解消され、今後数十年の安心を手に入れた。

第5章|専門家からのアドバイス:正しい選択のために

  • 地元の屋根職人 「一番大事なのは、屋根に上がる前の『小屋裏診断』だね。天井裏を見て、雨漏りのシミや木材の腐食がないかを確認すれば、下地が健全かどうかがだいたい分かる。これをやらずに『カバー工法で大丈夫』と言う業者は信用しちゃいけないよ。」
  • 一級建築士 「築30年を超えた住宅で、過去に一度も屋根のメンテナンスをしていない場合、防水シート(ルーフィング)が寿命を迎えている可能性が非常に高いです。表面の屋根材がきれいでも、この二次防水がダメになっていると意味がありません。長期的な視点で見れば、葺き替えで根本から刷新する方が賢明なケースも多いです。」
  • 不動産業者 「将来的に家を売却する可能性があるなら、リフォームの履歴は重要なアピールポイントになります。『いつ、どの業者で、どの材料を使って、どのような工事をしたか』という記録と保証書をしっかり保管しておきましょう。特に、耐震性向上のための軽量化葺き替えは、資産価値評価のプラス要因となります。」

第6章|失敗しない!水戸市での業者選びと見積もりチェック

  • 業者選びのポイント
    • 専門性:「屋根工事専門店」「建築板金店」など、屋根に特化した業者を選ぶ。
    • 許認可:「建設業許可」や「建築板金技能士」などの資格を確認。
    • 地元実績:水戸市内での施工実績が豊富か。
  • 見積もりチェックのポイント
    • 工法の明記:「カバー工法」か「葺き替え」かが明確に記載されているか。
    • 材料名の具体性:「ガルバリウム鋼板」だけでなく、メーカー名・製品名(例:IG工業 スーパーガルテクト)まで記載されているか。
    • 下地処理・廃材処分の内訳:葺き替えの場合、野地板補修や廃材処分費の内訳が詳細か。

第7章|FAQ(水戸市の屋根リフォームQ&A)

Q1. 屋根塗装ではダメなのでしょうか? 
A. 屋根材自体の劣化(ひび割れ、反りなど)がなく、下地も健全な場合は、塗装による防水性の回復も有効な選択肢です。ただし、塗装の寿命は10年〜15年程度。カバー工法や葺き替えは20年以上の耐久性が期待できるため、長期的なコストパフォーマンスで比較検討することが重要です。

Q2. カバー工法をしたら、次のリフォームはどうなりますか? 
A. カバー工法の上に、さらにカバー工法を重ねることはできません。次のメンテナンス時期には、既存の屋根をすべて剥がして葺き替え工事を行う必要があります。

Q3. 水戸市で使える補助金はありますか? 
A. 耐震性向上のための軽量化葺き替えは、水戸市の「木造住宅耐震改修補助事業」の対象となる可能性があります。また、断熱性の高い屋根材を使うことで、国の省エネリフォーム補助金の対象になる場合もあります。いずれも工事契約前の申請が必須なので、業者や市役所に早めに相談しましょう。

第8章|まとめ

水戸市における屋根リフォームは、「下地の状態」という診断結果に基づいて、「カバー工法」「葺き替え」のどちらが最適かを見極めることが全てです。

  • 費用と工期を抑えたい → カバー工法
  • 雨漏りを根本解決したい、耐震性も上げたい → 葺き替え

目先の費用だけで判断せず、それぞれのメリット・デメリット、そして長期的な視点でのトータルコストを理解すること。そして、その判断をサポートしてくれる、水戸の気候と住宅を知り尽くした信頼できる専門業者をパートナーに選ぶこと。

それが、あなたの家を今後20年、30年と守り続けるための、最も賢明で確実なリフォーム計画の立て方です。

お問い合わせ先

屋根・外壁・リフォームのことならお気軽にご相談ください。

会社名:株式会社住宅サービス
代表取締役:岩本 忠男
所在地:〒312-0042 茨城県ひたちなか市東大島1-17-6

TEL

  • 代表:029-272-2877
  • リフォーム専用:0120-03-5517
  • 不動産専用:0120-20-5680

許可番号

  • 一般建設業許可 茨城県知事許可(般-03)第37470号
  • 宅地建物取引業 茨城県知事(2)第7362号

公式サイト:👉 https://tokyoroof.com/

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