【ひたちなか市 屋根錆防止処理】塗装・補修の費用と注意点

屋根補修
目次

【結論】

ひたちなか市で屋根の錆(サビ)防止処理を行う費用は、部分補修で1.5万〜6万円、小面積の防錆塗装(10〜30㎡)で5万〜18万円、屋根全体(80〜120㎡)の「高圧洗浄+ケレン+エポキシ防錆+上塗り2回」で55万〜130万円が目安です(税込・足場別)。塩害・飛砂・北寄り季節風の影響があるひたちなかでは、単に“塗る”のではなく「素地調整(ケレン等級ST-3)→エポキシ系防錆下塗→上位塗料(ラジカル/フッ素)→ビス・役物のSUS化」が長期コスパのカギ。見積では「ケレン等級・防錆下塗の製品名・上塗塗布量(ml/㎡)・対象面積m²・ビス/役物のSUS化・保証・写真台帳」を必ず確認し、屋根・外壁の塗装と同時に足場共用(−8万〜15万円)を狙うと効率的です。

第1章|ひたちなか市の屋根錆防止処理“基本ルールと相場感”

相場(2025年時点・税込の目安)

  • 応急・部分補修
    • ピンホール・小さな穴部のシール・パッチ:1.5万〜6万円
    • 部分ケレン+エポキシ防錆+タッチアップ(10㎡未満):2万〜8万円
  • 小面積の全面処理(10〜30㎡)
    • 高圧洗浄→ケレン→防錆下塗→上塗2回:5万〜18万円
  • 屋根全体(80〜120㎡・金属屋根)
    • 高圧洗浄+ケレンST-3+エポキシ防錆+上塗2回
      • シリコン系:48万〜78万円(耐用6〜9年)
      • ラジカル系:55万〜95万円(耐用8〜12年)
      • フッ素系:85万〜130万円(耐用13〜18年)
      • 無機系:95万〜150万円(耐用15〜22年)
  • 付帯・役物
    • 棟板金全交換(樹脂貫板+SUSビス):5万〜15万円
    • 谷板金SUS交換(1スパン):8万〜20万円

ひたちなかの環境条件(錆に効くポイント)

  • 海沿い(阿字ヶ浦・平磯・磯崎)は海塩粒子で赤錆・白錆が早い
  • 北寄り季節風・飛砂で塗膜摩耗・ビス頭の露出が進みやすい
  • 台風・ゲリラ豪雨で重ね目・ビス周りから浸水→錆拡大につながりやすい

だからこそ
「塩を落とす洗浄」と「ケレン+防錆仕様」が“耐久性”の肝になります。

第2章|工法の違いと選び方(部分補修 vs 全面処理)

部分補修(ピンポイント)

  • 向くケース
    • 局所的な錆・ピンホール・ビス周りの腐食のみ
    • 雨漏りは無い、またはごく軽微で範囲がはっきりしている
  • 施工内容
    • 高圧洗浄/ワイヤーブラシや電動工具でケレン(最低ST-2、重度はST-3)
    • 錆転換剤※が有効な場合もあるが、基本はケレン+エポキシ防錆下塗
    • SUSパッチ板+シールで孔食部を塞ぎ、防錆+上塗で仕上げ
  • 費用感:3万〜15万円程度

全面処理(屋根全体)

  • 向くケース
    • 全体にチョーキング・退色・錆の点在が見られる
    • 屋根リフォームまではまだ早いが、寿命を延ばしたい
  • 施工内容
    • 高圧洗浄(塩・苔・汚れ・旧塗膜を除去)
    • ケレンST-3(電動工具中心)で浮き錆・旧塗膜をしっかり除去
    • エポキシ樹脂系防錆下塗→中塗・上塗(ラジカル/フッ素/無機など)
    • 露出ビスをSUSに交換、重ね目・役物周りのシール打ち直し
  • 費用感:55万〜130万円(屋根80〜120㎡)

根本対策が必要なケース

  • 素地が薄くなり、孔食が多発している
  • 長期雨漏りで野地・ルーフィングが腐朽している → カバー工法(SGL金属重ね葺き)80万〜180万円や、葺き替え140万〜230万円も視野に。

第3章|施工手順(高耐久のための実務フロー)

標準的な錆防止塗装の流れ(金属屋根)

  1. 現地診断
  • 錆の程度(表面/進行/孔食)、塗膜剥離、重ね目・ビス周りの状態確認
  • 小屋裏の雨染み、野地板の腐朽状況も確認(写真記録)
  1. 高圧洗浄
  • 10〜15MPa程度で旧塗膜・汚れ・塩分を洗い流す
  • 沿岸エリアでは特に念入りに“塩分除去”を意識
  1. ケレン(素地調整)
  • 手工具+電動ワイヤーブラシなどでST-3レベルを目指す
  • めくれた塗膜や浮き錆を除去し、素地を露出させる
  1. 防錆下塗り
  • エポキシ樹脂系防錆プライマー(例:日本ペイント「ハイポンファインプライマーII」など)を既定量で塗布
  • ビス頭・切断端部も塗り残しなく
  1. 中塗り・上塗り
  • ラジカル・フッ素・無機など上位グレードで2回塗り
  • メーカー標準の塗布量(ml/㎡)と乾燥時間を厳守
  1. 役物・ビスのSUS化
  • 露出ビスはSUSへ交換、重ね目・谷・立上りのシールを打ち直し
  • 必要に応じて棟板金を「樹脂貫板+SUSビス」で耐風補強
  1. 検査・写真台帳
  • 施工前後・ケレン・各塗装工程の写真をまとめ、保証書とともに引渡し

第4章|ひたちなか市の屋根錆防止処理事例

事例A|勝田本町・戸建住宅・金属屋根100㎡・フッ素仕様で長期防錆

  • 施工:2024年11月
  • 内容:
    • 高圧洗浄→ケレンST-3→エポキシ防錆「ハイポンファインプライマーII」
    • 上塗:関西ペイント「SPパワールーフF(フッ素)」2回塗り
    • ビスのSUS化・重ね目シール打ち直し
  • 費用:118万円(税込)
  • 効果:塩害環境下での再錆遅延、光沢持続、雨音低減
  • 保証:施工5年(塗膜・錆)

事例B|東石川・折板屋根60㎡・ボルト周り錆+白錆の対策

  • 施工:2024年9月
  • 内容:
    • ボルトキャップ交換・パッキン劣化部の是正
    • ケレン→エポ防錆→ラジカル系上塗2回
    • 重ね目シール補強
  • 費用:62万円
  • 効果:漏水リスク低減、外観改善
  • 保証:施工3年

事例C|阿字ヶ浦・海沿い物置屋根40㎡・SUSパッチ+部分塗装

  • 施工:2024年7月
  • 内容:
    • ピンホール・線状腐食部をSUSパッチ+シールで補修
    • 周辺のみエポ防錆+フッ素トップで部分塗装
  • 費用:26万円
  • 効果:孔食部の進行停止、海風面の再錆抑制
  • 保証:施工2年(補修部)

第5章|専門家コメント

一級建築士(既存住宅状況調査技術者)

  • 「錆は“表面”の問題と思われがちですが、ひたちなかのような塩害地域では“重ね目・ビス・谷・棟”から進行することが多いです。塗る前に“どこから水が回っているか”を診断し、谷SUS化・棟樹脂貫板+SUS固定など、雨仕舞いも同時に見直すことが本当の錆対策です。」

一級建築施工管理技士

  • 「防錆性能を決めるのは“ケレン等級”と“エポキシ防錆+塗布量+乾燥時間”です。見積にケレンST-3と防錆下塗りの製品名・塗布量が明記され、工程写真・材料ラベルを台帳で出せる会社なら、仕上がりの耐久性も安定します。」

第6章|見積書のチェックポイント(実務)

  • ケレン等級:ST-2かST-3か、その範囲m²が記載されているか
  • 防錆下塗り:製品名(例:ハイポン◯◯)・塗布量(ml/㎡)・缶数
  • 上塗り:塗料名・グレード(ラジカル/フッ素/無機)・塗布量・回数
  • 面積:錆防止処理範囲m²(金属部分のみか、役物も含むか)
  • ビス・役物:SUS化の有無、数量(本数/m)、棟板金補強の有無
  • 足場・養生・産廃:それぞれの単価と数量
  • 保証:何年・何に対する保証か(錆・剥離・雨漏り)
  • 提出物:工程写真・ケレン状況・含水率・ラベル写真の有無
  • 追加単価表:重度腐食部のパッチ・張替え、急勾配・3階建て係数

第7章|よくある注意点・失敗例と回避策

  • 錆の上からそのまま塗る
    • 回避:ケレン等級と方法(電動工具使用)を事前に確認
  • 安価な錆止め+低グレード上塗で数年で再錆
    • 回避:エポキシ防錆+ラジカル以上、沿岸部はフッ素/無機を検討
  • ビス・役物がメッキのまま
    • 回避:SUSビスとSUS谷・SUS水切りを指定
  • 下地腐朽(雨漏り)を放置して塗装のみ
    • 回避:小屋裏点検・散水試験で下地劣化があれば、部分下地補強の提案を受ける
  • 「一式」見積でケレン・防錆仕様が不明
    • 回避:ケレン等級、防錆下塗製品名、塗布量・回数の明記がない見積は比較対象外に

第8章|FAQ

Q1. 錆転換剤だけで大丈夫ですか?
A. 表面錆には有効な場合もありますが、ひたちなかの塩害環境では「ケレン+エポキシ防錆+上塗」のセットを基本とし、転換剤はあくまで補助と考えた方が安全です。

Q2. 何年くらい持ちますか?
A. ケレンST-3+エポキシ防錆+フッ素で13〜18年、無機で15〜22年が目安ですが、海からの距離・風当たり・点検頻度で変わります。年1回の点検・洗浄でさらに伸ばせます。

Q3. 屋根リフォーム(カバー/葺き替え)とどちらが得?
A. 素地がまだしっかりしているなら防錆塗装で延命可能です。孔食多数・下地腐朽ありならカバー/葺き替えの方が長期コスパは良くなります。

Q4. 海沿いで特別に必要な仕様は?
A. SGL本体、SUS役物・ビス、改質アスルーフィング、エポキシ防錆、切断端・ビス頭の防錆処理、年1回の洗浄・点検が推奨です。

Q5. 足場は必須ですか?
A. 2階・急勾配や面積が広い場合は安全と品質のため足場がほぼ必須です。外壁塗装や樋交換と同時に行い、足場を共用するのが効率的です。

第9章|今日やることチェックリスト

  • 屋根の錆・退色・塗膜剥離・ビス周りの状態を写真で記録
  • 屋根材(トタン/ガルバ/SGL)、面積、勾配、築年、海までの距離をメモ
  • 「あと何年持たせたいか」(10年/20年)を家族で共有
  • 地元3社に“同一仕様”で見積依頼
    • ケレンST-3、エポキシ防錆、上塗グレード(ラジカル/フッ素/無機)、SUSビス・SUS谷、写真台帳提出を固定条件に
  • 見積の「ケレン等級・防錆製品名・塗布量・対象面積・SUS化・保証・提出物」を赤ペンチェック
  • 必要であれば、将来のカバー/葺き替えの概算も一緒に聞いて比較

お問い合わせ先

屋根・外壁・リフォームのことならお気軽にご相談ください。

会社名:株式会社住宅サービス
代表取締役:岩本 忠男
所在地:〒312-0042 茨城県ひたちなか市東大島1-17-6

TEL

  • 代表:029-272-2877
  • リフォーム専用:0120-03-5517
  • 不動産専用:0120-20-5680

許可番号

  • 一般建設業許可 茨城県知事許可(般-03)第37470号
  • 宅地建物取引業 茨城県知事(2)第7362号

公式サイト:👉 https://tokyoroof.com/

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