【結論】
ひたちなか市でガルバリウム鋼板(SGL含む)屋根リフォームを行う費用は、屋根80〜120㎡でカバー工法が概ね80万〜180万円、既存撤去からの葺き替えが140万〜230万円です(税込・足場含む目安)。耐用年数は、標準仕様で15〜25年、SGL(次世代ガルバ)+高耐久ルーフィング+SUS役物・ビス+棟樹脂貫板化の“ひたちなか仕様”で20〜30年クラスを狙えます。
沿岸の塩害・北寄り季節風・飛砂の影響が強いエリアのため、「材質(SGL0.35〜0.4mm)×下地(改質アスルーフィング)×納まり(谷・棟・水返し)×固定(SUSビス・樹脂貫板)」まで仕様書と図面で可視化し、3社相見積で比較することが成功の近道です。
第1章|ひたちなか市のガルバリウム屋根リフォーム“基本ルールと相場感”
相場(2025年時点・屋根80〜120㎡・税込)
- カバー工法(既存スレート/トタンの上にSGL金属葺き)
- 80㎡:80万〜140万円
- 100㎡:95万〜160万円
- 120㎡:110万〜180万円
- 葺き替え(既存撤去→野地補強→SGL新設)
- 80㎡:120万〜180万円
- 100㎡:140万〜210万円
- 120㎡:160万〜230万円
付帯の代表的な費用
- 棟板金全交換(樹脂貫板+SUSビス):5万〜15万円
- 谷板金SUS交換(1スパン):8万〜20万円
- 棟換気新設:2万〜5万円/箇所
- 雨樋全周交換(25m+縦樋4本):12万〜28万円
ひたちなかの気候特性(設計に与える影響)
- 沿岸(阿字ヶ浦・平磯・磯崎)
- 塩害による既存トタン・ガルバの赤錆・白錆が早く出やすい
- 北寄り季節風・飛砂
- 棟板金の緩み、塗膜摩耗、端部の剥離リスクが高い
- 台風・ゲリラ豪雨
- 谷・壁際・天窓など“取り合い”の逆流・吹き上げに注意
第2章|工法別の特徴と選び方(カバー工法 vs 葺き替え)
カバー工法(重ね葺き)
- 向いているケース
- 既存がスレート/トタンで、割れ・錆・退色などの劣化が広範
- 野地板や構造が概ね健全(長期雨漏り・歪みがない)
- アスベスト含有スレートを剥がさずに改修したい
- 生活しながら短期で工事を終えたい
- 特徴
- メリット:廃材が少ない/工期5〜8日/遮音・断熱一体材で体感改善も可能
- デメリット:既存分の重量が残る/下地に雨漏り源が残っていると再発リスク
- 基本仕様(推奨)
- 高耐久ルーフィング(改質アス:田島「PカラーEX+」等)を全面に敷設
- SGLガルバリウム鋼板0.35〜0.4mm(立平/横葺き)
- 棟=樹脂貫板+SUSビス@150〜200mm
- 谷・雨押え・ケラバ=SUS役物、水返し形状+二次防水テープ
葺き替え
- 向いているケース
- 長期雨漏り・小屋裏に広範な水跡、野地板腐朽・屋根の歪みがある
- 瓦から軽量屋根(SGL)に変えて耐震性を上げたい
- 下地から“ゼロリセット”しておきたい
- 特徴
- メリット:野地・ルーフィング・役物・屋根材を全て現行仕様に更新できる
- デメリット:廃材処分費・工期(5〜10日)がカバーより増
- 基本仕様(推奨)
- 既存屋根材・ルーフィング撤去
- 野地板t12構造用合板で増し張り
- 改質アスルーフィング(PカラーEX+等)
- SGL0.35〜0.4mm+SUS役物+棟樹脂貫板+SUSビス
第3章|耐用年数の目安と“ひたちなか仕様”の耐久ディテール
材質と構成による耐用年数の目安(環境・施工品質により上下)
- 従来ガルバ(Al-Zn)+標準ルーフィング
- 約15〜25年
- SGLガルバ+改質アスルーフィング+SUS役物・ビス(標準厚0.35〜0.4mm)
- 約20〜30年
耐久性を左右する“4つの要素”
- 下地・防水シート
- 改質アスファルト高耐久ルーフィング(例:田島「PカラーEX+」)
- 緩勾配・風当たり面は粘着層付きの二重張りも検討
- 棟・固定
- 木貫板→樹脂貫板へ更新
- SGLや板金棟をSUSビス45〜65mmで@150〜200mmピッチ固定
- 端部は水返し曲げ+二次防水テープ
- 役物(谷・雨押え・ケラバ・棟換気)
- 材質はSUS/アルミ、谷はSUS304/316を指定
- 水返し形状・立上り寸法・テープの有無を図面で明示
- 防錆・仕上げ
- 切断端部・ビス頭・露出金属をエポキシ防錆下塗+上位トップ(ラジカル〜フッ素)
第4章|面積別の概算早見表(SGL金属・付帯軽め・税込)
カバー工法
- 80㎡:80万〜140万円
- 100㎡:95万〜160万円
- 120㎡:110万〜180万円
葺き替え
- 80㎡:120万〜180万円
- 100㎡:140万〜210万円
- 120㎡:160万〜230万円
備考
- 入母屋・谷が多い・天窓・急勾配・3階建は+10〜25%
- 雨樋交換・雪止め・棟換気・破風板金巻きなど付帯工事の有無で増減
- 足場は屋根+外壁同時施工で効率化(−8万〜15万円程度の圧縮が可能)
第5章|ひたちなか市のガルバリウム屋根リフォーム実例
事例A|勝田本町・スレート100㎡→SGL横葺きカバー
- 施工:2024年11月
- 既存:スレート屋根・築20年・退色+一部割れ
- 仕様:
- 高圧洗浄→傷みの激しいスレートを補修
- 改質アスルーフィング「PカラーEX+」全面敷き
- SGL横葺き0.35mm、棟樹脂貫板+SUSビス@150mm
- 谷・ケラバ・雨押えはSUS
- 費用:152万円
- 効果:強風時のバタつき解消、小屋裏温度約−2℃、塩害面での再錆抑制
- 保証:施工5年/材料メーカー保証10年
事例B|東石川・瓦→SGL立平0.4mm葺き替え110㎡
- 施工:2024年9月
- 既存:和瓦・築35年・棟歪み+小屋裏に水跡
- 仕様:
- 瓦・土撤去→野地t12全面増し張り
- 改質アスルーフィング「PカラーEX+」
- SGL立平0.4mm、棟換気新設、棟樹脂貫板+SUS、谷・雨押えSUS
- 費用:198万円(足場共用)
- 効果:屋根重量−約6tで耐震性UP、雨漏り根治、強風・塩害への耐性向上
- 保証:施工5年/材料10年
事例C|阿字ヶ浦・トタン→断熱一体SGLカバー120㎡(沿岸仕様)
- 施工:2024年7月
- 既存:トタン葺き・赤錆多数・塩害強
- 仕様:
- トタン表層のケレン→高耐久ルーフィング全面敷き
- 断熱一体SGL横葺き0.4mm、役物SUS、棟樹脂貫板+SUS
- 費用:178万円
- 効果:塩害部の再錆遅延、雨音低減、冷房負荷の軽減(体感)
- 保証:施工5年/材料10年
第6章|専門家コメント
一級建築士(既存住宅状況調査技術者)
- 「ガルバリウム屋根リフォームは、“屋根材のグレード”より“下地と納まり”の方が寿命を左右します。ひたちなかでは、SGL+改質アス+樹脂貫板+SUS役物を“セット仕様”で図面化し、棟・谷・壁際の水返し形状まで確認することが重要です。」
一級建築施工管理技士
- 「梅雨・台風期は、野地含水率(12〜15%以下)と可使時間の管理が品質を決めます。解体→含水測定→野地補強→ルーフィング→屋根材→役物…各工程の写真と材料ラベル、ビスピッチの記録まで台帳で出せる会社なら、長期の仕上がりに期待できます。」
第7章|見積書の読み方(実務チェックリスト)
- 本体材
- SGLガルバリウム鋼板の製品名・板厚(0.35〜0.4mm)・形状(立平/横葺き)・色
- ルーフィング
- 製品名(改質アス:PカラーEX+など)、m²数量
- 緩勾配・風当たり面での二重張りや粘着層付きの有無
- 下地更新量
- 野地合板t12増し張りm²、腐朽交換m
- 役物・固定
- 棟長さm・棟貫板材質(樹脂)・SUSビス長さ/ピッチ
- 谷・ケラバ・雨押え・棟換気・雪止めの数量と材質(SUS/アルミ)
- 防錆・塗装(部分補修がある場合)
- ケレン等級(ST-2/3)、防錆下塗の製品名、上塗のグレード
- 足場・養生・産廃
- 足場m²・単価、撤去材(既存屋根・ルーフィング)の処分費用、マニフェストの有無
- 追加単価表
- 下地不良・急勾配・天窓・谷追加などの単価
- 保証・提出物
- 施工保証年数(雨漏り・赤錆・剥離)と材料保証年数
- 工程写真・含水率・散水/通水試験・材料ラベルの台帳提出有無
第8章|FAQ
Q1. ガルバとSGLの違いは?
A. 従来のガルバ(Al-Znめっき)に比べ、SGL(次世代ガルバ)はマグネシウムを含み塩害・傷への耐食性が高い材料です。ひたちなかの沿岸部ではSGL+SUS役物が推奨です。
Q2. カバーと葺き替え、どちらが良い?
A. 下地健全・雨漏り無しならカバーがコスパ良。長期雨漏り・野地腐朽・屋根の歪みがある場合は葺き替えで下地からリセットすべきです。
Q3. 断熱性は上がりますか?
A. 標準のSGLだけでは断熱効果は限定的ですが、断熱一体パネルや通気層+棟換気を組み合わせると、小屋裏温度が1〜3℃程度下がる事例があります。
Q4. メンテナンスはどのくらい必要?
A. 年1回の点検・簡易洗浄(塩・砂・落ち葉の除去)が理想です。表面の傷やビスの緩みがあれば早期補修で寿命が伸びます。
Q5. 住みながら工事できますか?
A. ほぼ全てのケースで可能です。葺き替え時も日ごとに屋根面を塞ぎながら進めるため、雨養生と工程計画を事前確認しておけば安心です。
第9章|今日やることチェックリスト
- 屋根外観(全景・棟・谷・ケラバ)と室内天井シミの有無をスマホで撮影
- 屋根材(スレート/トタン/瓦)・面積・勾配・築年・海からの距離をメモ
- 自分の優先順位(耐久重視/予算重視/軽量化/断熱・遮音)を書き出す
- 地元3社に「同一仕様」で見積依頼
- 例:SGL0.4mm+PカラーEX++棟樹脂貫板+SUS役物+工程写真台帳提出
- 見積の「製品名・板厚・ルーフィング等級・下地更新量・役物数量・固定ピッチ・保証・提出物」を赤ペンチェックし、総額だけでなく“想定耐用年数で割った年あたりコスト”で比較する
お問い合わせ先
屋根・外壁・リフォームのことならお気軽にご相談ください。
会社名:株式会社住宅サービス
代表取締役:岩本 忠男
所在地:〒312-0042 茨城県ひたちなか市東大島1-17-6
TEL:
- 代表:029-272-2877
- リフォーム専用:0120-03-5517
- 不動産専用:0120-20-5680
許可番号:
- 一般建設業許可 茨城県知事許可(般-03)第37470号
- 宅地建物取引業 茨城県知事(2)第7362号
公式サイト:👉 https://tokyoroof.com/




