ひたちなか市の瓦屋根クリーニング費用|洗浄と再塗装の違い

屋根洗浄
目次

【結論】

ひたちなか市で瓦屋根クリーニング(洗浄)を行う費用は、30坪前後(屋根70〜90㎡)の戸建てで「洗浄のみ」が3万〜12万円、「洗浄+再塗装(主にセメント瓦・モニエル瓦など塗装仕上げの瓦)」が65万〜120万円程度です。
素焼き瓦・陶器瓦は基本的に「洗浄のみ」で、再塗装は不要・NGな場合が多く、セメント瓦など塗装仕上げ瓦は「洗浄+再塗装」で防水性と美観を回復します。
見積では【瓦の種類・洗浄方法・再塗装の要否・足場の有無・下地補修と保証】を確認し、「洗うだけでいい屋根か/塗るべき屋根か」を見極めることが重要です。

第1章|ひたちなか市の瓦屋根クリーニング費用相場

30坪・屋根70〜90㎡(2階建て)の税込目安

洗浄のみ

  • 高圧洗浄(苔・汚れ・藻の除去)
    3万〜8万円(足場不要の平屋・緩勾配一部)
    8万〜12万円(足場あり・2階建て全体)
  • 軽微補修セット(割れ瓦差し替え数枚+洗浄)
    5万〜15万円

洗浄+再塗装(塗装仕上げの瓦のみ対象)

  • セメント瓦・モニエル瓦など
    65万〜120万円
    ※足場・高圧洗浄・下地補修・3回塗り(下塗+中塗+上塗)込

付帯費用

  • 足場(屋根単独):15万〜30万円
  • 割れ瓦差し替え(10〜30枚):3万〜10万円
  • 谷板金補修・一部交換:8万〜25万円

ひたちなか市で汚れ・苔が付きやすい理由

  • 海風・塩害(阿字ヶ浦・平磯・磯崎)
    → 塩を含んだ湿気で苔・藻が育ちやすい
  • 北寄り季節風・飛砂
    → 瓦表面に砂が溜まりやすく、苔付着の土台に
  • 日射と風向き
    → 北面・日陰側に苔・藻、南面に退色や表面劣化が出やすい

第2章|「洗浄だけ」か「洗浄+再塗装」かの判断ポイント

瓦の種類による違い

  • 素焼き瓦・陶器瓦(釉薬瓦)
    • 特徴:色が素地〜釉薬そのもの、もともと塗装していない
    • 基本方針:洗浄のみ。再塗装は原則不要&塗っても剥がれやすい
  • セメント瓦・モニエル瓦など塗装仕上げ瓦
    • 特徴:中身はセメントで、表面に塗装(スラリー層など)
    • 基本方針:洗浄+再塗装で防水性・美観を回復

洗浄だけで済むケース

  • 素焼き・陶器瓦で、苔・汚れのみが気になる
  • 棟・下地に大きな問題がなく、雨漏りもない
  • 美観改善が主目的

洗浄+再塗装が必要なケース(塗装仕上げ瓦)

  • 表面塗膜が大きく退色・チョーキングしている
  • セメント生地が露出し、水を吸っている
  • 雨が降ると瓦が一部だけ濡れ色になり、乾きにくい

再塗装しても意味が薄い/危険なケース

  • 瓦自体が割れ・反り・層間剥離で寿命末期
  • 棟・野地板の劣化が強く、葺き替えレベルが妥当な場合

第3章|クリーニングと再塗装の工事内容の違い

瓦屋根クリーニング(洗浄のみ)

  • 点検
    • 瓦の種類・割れ・ズレ・棟の状態・谷板金を確認
  • 洗浄
    • 高圧洗浄(苔・藻・泥・堆積物除去)
    • 場合により洗剤・バイオ洗浄併用
  • 軽微補修(オプション)
    • 割れ瓦差し替え
    • ズレ調整
    • 谷のゴミ詰まり清掃

洗浄+再塗装(塗装仕上げ瓦)

  • 高圧洗浄(スラリー層・旧塗膜をしっかり除去)
  • 下地処理
    • クラック補修・欠け部補修
    • 専用シーラー・吸い込み止め(モニエルは特に重要)
  • 中塗・上塗(専用瓦用塗料で2回)
  • 棟・役物の補修(ビス・銅線・谷板金など)も同時に行うのが理想

ひたちなか市で注意したいポイント

  • 海側の瓦は塩分を多く含むため、洗浄後の乾燥をしっかり取る
  • 塗装する場合は瓦メーカー・塗料メーカーの推奨仕様に合わせる
  • 棟瓦・谷板金の状態を“洗う前・塗る前”に必ずチェック

第4章|ひたちなか市の瓦屋根クリーニング・再塗装事例

事例A|東石川・築24年・陶器瓦|洗浄のみ+軽微補修

  • 施工:2024年4月
  • 瓦種:陶器和瓦
  • 状況
    • 北面に苔・藻、全体に薄汚れ
    • 割れ瓦数枚・棟のモルタル軽微な欠け
  • 工事内容
    • 高圧洗浄(全体)+谷周り清掃
    • 割れ瓦10枚差し替え
    • 棟モルタルを一部補修
  • 費用:14万円(税込・2面足場含む)
  • 効果
    • 屋根の印象が明るくなり、美観回復
    • 防水性はもともと瓦自体にあるため、洗浄で十分なケース

事例B|勝田本町・築28年・セメント瓦|洗浄+再塗装

  • 施工:2023年10月
  • 瓦種:セメント瓦(旧洋瓦タイプ)
  • 状況
    • 退色・チョーキング・吸水が顕著
    • 雨後の乾きが遅く、屋根裏の断熱材に一部シミ
  • 工事内容
    • 高圧洗浄+スラリー層の徹底除去
    • 専用プライマー(吸い込み止め)下塗り
    • 瓦用シリコン塗料で中・上塗り
    • 割れ・欠け瓦30枚差し替え
  • 費用:96万円(税込・足場込み)
  • 効果
    • 防水・美観を回復し、あと10〜15年程度の延命を想定
    • 屋根裏の湿気感も改善

事例C|阿字ヶ浦・築30年・モニエル瓦|洗浄+“最後の塗装”計画

  • 施工:2024年7月
  • 瓦種:モニエル瓦
  • 状況
    • スラリー層劣化・退色強いが、割れは局所
    • 海側で苔・塩だまり
  • 工事内容
    • 専用薬剤+高圧洗浄でスラリー層除去
    • モニエル対応プライマー+ラジカル系上塗り2回
    • 棟一部補修・谷板金4m交換
  • 費用:118万円(税込)
  • 効果
    • 「次回は軽量屋根への葺き替え」を前提とした“最後の塗装”
    • 海風下でもメンテサイクルを延伸

第5章|専門家コメント

一級建築士・既存住宅状況調査技術者

  • 「瓦屋根は“洗えばOK”なのか、“塗るべき瓦”なのか、“そもそも葺き替え時期なのか”を見極めることが重要です。ひたちなか市では、塩害と風の影響があるため、洗浄前に必ず棟・谷・屋根裏を点検し、『洗浄のみ』『洗浄+再塗装』『葺き替え検討』の3択で考えることをおすすめします。」

一級建築施工管理技士(屋根・外装)

  • 「見積では、『瓦の種類』『洗浄方法(圧力・薬剤の有無)』『再塗装する場合の塗料名・下塗り材』『棟・谷の補修内容』まで確認してください。“瓦屋根クリーニング一式◯◯万円”だけでは、何をどこまでやるのか分かりません。」

第6章|見積書のチェックポイント(洗浄 vs 再塗装)

確認したい項目

  • 瓦の種類
    • 陶器瓦/素焼き瓦/セメント瓦/モニエル瓦 など
  • 洗浄内容
    • 高圧洗浄の範囲(㎡)、圧力・方法
    • 洗剤・薬剤使用の有無(モニエル瓦は要注意)
  • 再塗装するかどうか
    • 再塗装を行う理由・必要性の説明
    • 塗料名・グレード(瓦専用/シリコン・ラジカル・フッ素など)
    • 下塗り材(プライマー/シーラー)の種類・回数
  • 補修内容
    • 割れ瓦差し替え◯枚
    • 棟モルタル・銅線・ビスの補修/交換
    • 谷板金交換◯m
  • 足場・仮設
    • 足場有無・㎡単価・合計金額
  • 保証・記録
    • 洗浄のみの場合の保証有無(基本は無し〜1年程度)
    • 再塗装の場合の施工保証(3〜10年目安)
    • 施工前後の写真提出有無

第7章|スケジュールとベストシーズン

スケジュール目安

  • 現地調査〜見積提示:3〜7日
  • 仕様決定・契約:3〜10日
  • 工期
    • 洗浄のみ:半日〜2日
    • 洗浄+再塗装:5〜10日
  • 雨天順延:数日〜1週間程度

ベストシーズン

  • 3〜6月・10〜11月
    → 洗浄・塗装ともに乾燥条件が良い
  • 梅雨・台風期 → 雨天時作業NG、工程に余裕を持たせる

第8章|費用を抑えつつ“失敗しない”ためのポイント

  • まず瓦の種類を正しく把握する
    • 間違った種類に再塗装すると、数年で剥がれるリスク
  • 足場はまとめて
    • 外壁塗装・雨樋交換・屋根点検と同時に行い、足場を1回で
  • 「洗うだけでいいか」「塗るべきか」「もう葺き替えか」を比較
    • 短期(〜5年)/中期(〜15年)/長期(〜30年)で考える
  • 火災保険・補助の確認
    • 風災・飛来物による割れ・破損なら保険適用の可能性
    • 耐震・長寿命化補助で屋根改修が対象になる年度もある(着工前確認)

第9章|よくある落とし穴と回避策

  • 陶器瓦なのに「塗装を勧められる」
    • 回避:瓦の種類をメーカー資料・写真で確認し、本当に塗装が必要か質問する
  • 洗浄圧が強すぎて瓦や下地を傷める
    • 回避:瓦専用の洗浄方法(圧力調整・ノズル選定)を確認
  • スラリー層を落とさずにモニエル瓦を塗装
    • 回避:モニエル専用仕様でスラリー層除去+専用下塗りを徹底
  • 「一式◯◯万円」で内容不明
    • 回避:洗浄範囲・補修枚数・塗装の有無・塗料名を具体化してもらう

第10章|FAQ

Q1. 瓦の苔だけ気になるのですが、洗浄だけで大丈夫ですか?

  • A. 陶器瓦・素焼き瓦なら洗浄のみで十分なことが多いです。ただし棟・谷・割れ瓦の有無は点検してもらうと安心です。

Q2. 30坪で洗浄+再塗装で80万円は高い?

  • A. 足場・高圧洗浄・下塗1+中上塗2回・軽微補修込みなら、セメント瓦では妥当〜やや安めのケースも多いです。塗料名と下塗り材、補修内容を確認してください。

Q3. 再塗装すれば、葺き替えしなくて済みますか?

  • A. 瓦本体の寿命が近い場合は“時間稼ぎ”に過ぎないこともあります。今後何年持たせたいかを職人と共有しましょう。

Q4. 洗浄だけでも足場が必要?

  • A. 2階建て・急勾配・道路沿いなど安全確保が必要な場合は足場必須です。平屋・緩勾配で一部だけなら足場なしで対応できるケースもあります。

Q5. 自分で高圧洗浄機で洗ってもいい?

  • A. 落下リスク・瓦割れ・水の吹き込みリスクが高く、基本的にはおすすめできません。屋根作業はプロに任せるのが安全です。

第11章|今日やることチェックリスト

  • 自宅の瓦の種類(陶器/素焼き/セメント/モニエル)をできる範囲で確認
  • 室内天井・屋根裏(見られれば)の雨染みの有無をチェック
  • 地上から見える範囲で、苔・汚れ・割れ・棟の曲がりを目視
  • ひたちなか市内の屋根業者に「瓦種判定+洗浄の可否・再塗装の必要性」の診断を3社依頼
  • 見積の「洗浄方法・範囲・補修内容・再塗装の有無・塗料名・足場・保証」を赤ペンチェック
  • 火災保険・市/県の補助制度が使えないか、着工前に確認

お問い合わせ先

屋根・外壁・リフォームのことならお気軽にご相談ください。

会社名:株式会社住宅サービス
代表取締役:岩本 忠男
所在地:〒312-0042 茨城県ひたちなか市東大島1-17-6

TEL

  • 代表:029-272-2877
  • リフォーム専用:0120-03-5517
  • 不動産専用:0120-20-5680

許可番号

  • 一般建設業許可 茨城県知事許可(般-03)第37470号
  • 宅地建物取引業 茨城県知事(2)第7362号

公式サイト:👉 https://tokyoroof.com/

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