那珂市の住宅関連補助金まとめ【2025年版】
那珂市では、住宅リフォームや耐震改修、省エネ設備の導入などに対して、さまざまな補助金制度が用意されています。
本記事では、那珂市内で利用可能な住宅関連の補助金を「リフォーム」「住宅取得」「耐震」「省エネ・環境対策」などのカテゴリ別にわかりやすくご紹介します。
リフォーム関連の補助金
重度障害者日常生活用具給付事業
【対象者】
次のいずれかに該当し、かつ品目ごとの要件を満たす那珂市内在住者
- 身体障害者手帳の所持者
- 療育手帳の所持者
- 精神障害者保健福祉手帳の所持者
- 障害者総合支援法対象の難病患者
※ 介護保険対象者(65歳以上など)は原則介護保険が優先
【補助額(自己負担)】
- 原則:費用の1割負担
- 上限:品目ごとに基準額あり(超過分は自己負担)
- 負担軽減制度あり(下記参照)
世帯区分 | 自己負担上限額 |
---|---|
生活保護世帯 | 0円 |
市民税非課税世帯 | 0円 |
市民税課税世帯(所得割46万円以下) | 37,200円 |
市民税課税世帯(所得割46万円超) | 全額自己負担 |
【受付期間】
- 随時(ただし購入前の申請が必須)
【備考】
- 購入後の申請は対象外
- 品目によっては医師の意見書が必要(文書料がかかる場合あり)
- 修理・耐用年数内の再給付は不可
- 所得に応じた負担軽減あり
- 必要書類:申請書、見積書、手帳類、意見書など(障害種別や品目により異なる)
【公式ページ】那珂市公式ページ
住宅取得関係の補助金
那珂市子育て世帯住宅取得助成金交付事業
【対象者】
すべての条件を満たす方:
- 中学生以下の子どもと同居、または婚姻5年以内でいずれかが40歳以下の夫婦
- 対象住宅に住民登録していること
- 返済期間10年以上の住宅ローン契約を締結していること
- 対象住宅の持分を1/2以上有していること
- 世帯全員が市税等を滞納していないこと(子どもを除く)
- 過去に那珂市内で住宅を所有していないこと(相続による取得は除く)
- 過去に本制度を受けた世帯に属していないこと
【補助額】
- 市内在住者:10万円
- 市外からの転入者:20万円
【受付期間】
- 所有権保存または移転登記日が令和7年1月1日~12月31日のものが対象
※申請受付は、登記完了後から可能
【備考】
- 登記完了後の申請が必須
- 市内に初めて取得した住宅が対象(新築・購入どちらも可)
- 対象住宅の条件:延床面積50㎡以上、玄関・台所・浴室・トイレを備えること、取得価格が500万円以上
- 2親等以内の親族からの購入は原則対象外(※三世代同居特例あり)
- 印鑑持参のうえ、政策企画課窓口に書類を提出(平日8:30~17:15)
【公式ページ】那珂市公式ページ
空き家関係の補助金
那珂市空き家バンクリフォーム補助金
【対象者】
- 那珂市空き家バンクの「登録空き家」の登録者または利用登録者
- 登録物件の所有者等の2親等以内の親族でない方
- 市税等を滞納していない方
【補助額】
- リフォーム工事費(20万円以上):対象経費の1/2(上限30万円)
- 残存家財処分費(5万円以上):対象経費の1/2(上限10万円)
【受付期間】
- 随時(ただし、必ず工事や処分の前に申請が必要)
【備考】
- 市内業者の施工が条件
- 備品購入は対象外(工事のみ)
- 申請→交付決定→工事実施→実績報告→補助金確定→請求の流れ
- 提出書類には、契約書や写真、見積書、同意書などが必要
【公式ページ】那珂市公式ページ
耐震診断・改修関係の補助金
那珂市木造住宅耐震化推進事業補助金(診断)
【対象者】
- 那珂市内にある昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅の所有者
- 市税等を滞納していない方
【補助額】
- 耐震診断に要する費用の全額(上限4万円)
- 補助交付戸数:1戸(先着順)
【受付期間】
- 令和6年5月13日(月)~9月30日(月)
【備考】
- 工事や診断の実施前に申請が必要
- 市指定の「耐震診断士」による診断が対象
【公式ページ】那珂市公式ページ
那珂市木造住宅耐震化推進事業補助金(総合支援メニュー)
【対象者】
- 市内の昭和56年5月31日以前建築の木造住宅所有者
【補助額】
- 耐震改修計画+改修工事費の5分の4(上限100万円)
- 補助交付戸数:1戸(先着順)
【受付期間】
- 令和6年5月13日(月)~9月30日(月)
【備考】
- 事前に「耐震診断」を受けていることが前提
- 診断結果に基づく補強設計・施工であること
- 着工前に市へ申請、交付決定後に着工が原則
【公式ページ】那珂市公式ページ
その他の補助金
那珂市浄化槽設置事業補助金
【対象者】
- 那珂市内で合併処理浄化槽を設置しようとする住宅所有者
- 市税等の滞納がない方
- 公共下水道の事業計画区域および農業集落排水区域を除いた地域に住んでいること
- 浄化槽工事は茨城県登録の業者が行うこと
- ※建て替え・増築による浄化槽設置は補助対象外
【補助額】
- 浄化槽設置補助(人槽区分別)
- 5人槽:332,000円
- 7人槽:414,000円
- 10人槽:548,000円
- 単独処理浄化槽撤去補助
- 単独処理浄化槽:120,000円
- くみ取り槽:90,000円
- 宅内配管工事補助(転換の場合)
- 再利用可能な場合:300,000円
- 再利用不可の場合:200,000円
- 敷地内処理装置設置補助(排水先がない場合):50,000円
- 雨水貯留施設設置補助
- 廃止した浄化槽を雨水貯留に再利用する場合:90,000円
【受付期間】
- 令和6年4月1日から受付開始(予算上限に達し次第終了)
【備考】
- 申請には「誓約書」が必要(設置後の維持管理を怠ると返還対象)
- 工事前に市へ申請が必要(交付決定前に工事開始は不可)
- 工事や申請は茨城県登録業者を通して行うことが一般的
【公式ページ】那珂市公式ページ
要保護・罹災者一時援護事業
災害などの非常時にお困りの方へ
那珂市では、火災や自然災害により生活に著しい支障をきたした方を対象に、「要保護・罹災者一時援護事業」を実施しています。
住まいや生活用品の損失によって、日常生活を立て直すことが困難な場合などに、一時的な生活援助を行う制度です。
詳しくは、那珂市公式サイト内の下記ページをご確認ください。
▶ 要保護・罹災者一時援護事業(那珂市公式サイト)
また、支援内容の詳細や必要書類などについては、以下のガイドブックにも分かりやすくまとめられています。
▶ 要保護・罹災者一時援護事業ガイドブック(PDF)
お困りの方や、支援制度の利用を検討されている方は、ぜひご一読ください。
住居確保給付金
【対象者】
那珂市在住の方で
- 経済的な問題などで生活にお困りのかた
- 長時間、失業状態が続いているかた
- 引きこもりの状態にあるかた など
詳細については、那珂市公式ページをご参照ください。
【公式ページ】那珂市公式ページ
那珂市危険ブロック塀等除却補助金
【対象者】
- 那珂市内に、危険と判断されるブロック塀等を所有している方
- 市税等の滞納がないこと
- 那珂市暴力団排除条例に基づく暴力団関係者でないこと
【補助額】
- (1) 除却する塀の延長(m)× 14,000円
- (2) 除却工事にかかる実費
→ 上記のうち低い額 × 2/3(上限10万円)
【補助件数】
- 年間8件まで(先着順)
【受付期間】令和6年5月13日(月)~10月31日(木)
【対象となる塀】
- 道路に面し、高さ80cmを超える組積造またはコンクリートブロック造の塀
- 避難路、通学路、緊急輸送道路、避難所への経路に面していること
- 法令命令の対象でないこと
- 販売を目的とした土地でないこと
- 他の補助金対象ではないこと
【備考】
- 必ず工事前に市へ事前相談と申請が必要
- 除却済みのものは対象外
- 交付決定通知前に契約・工事を行うと補助対象にならない
- 相談・審査に日数を要するため、余裕のある計画を推奨
【公式ページ】那珂市公式ページ
那珂市生ごみ処理機器購入設置補助金
【対象者】
- 那珂市内に住所を有し、実際に居住している一般世帯の方(※事業所は対象外)
【補助額】
- 電動式処理機器:購入額(税抜)の1/3(上限15,000円)
- 材料を購入して製作した処理機器:材料費の3/4(上限10,000円)
- コンポスト・手動式処理機器等:購入額(税抜)の3/4(上限15,000円)
※補助額は100円未満切り捨て
※再申請には一定年数の経過と使用不能の確認が必要(電動・コンポスト等:7年、製作型:3年)
【受付期間】
- 購入した年度内(予算に限りあり・先着順)
【備考】
- レシートは不可。購入者名・品名・領収日が記載された領収書が必要
- 手作り処理機の場合は完成写真の提出も必要
- 補助金振込先は、申請者名義の口座に限る
- 交付決定前に提出された場合でも、審査の結果不交付となる可能性あり
【公式ページ】那珂市公式ページ

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