空き家を壊すべきか残すべきか、判断基準は?後悔しないためのチェックポイント

「実家が空き家になったけど、壊した方がいいのかな…」
「思い出もあるし、すぐには決められない…」

空き家の判断は、気持ちお金、そして安全が絡むので簡単ではありません。
しかも放置すると、固定資産税や維持管理の負担だけでなく、近隣トラブルや倒壊リスクなど“所有者責任”が生まれることも。

この記事では、住宅サービスの岩本社長の解説をもとに、
**「壊すべきケース」「残すべきケース」「最終判断の基準」**を分かりやすく整理します。
迷っている方は、まずこのチェックから始めてみてください。

空き家壊すべきか残すべきか、判断基準は?

そもそも「空き家を壊す」とは?知っておきたい基本

空き家を「壊す」とは、建物を解体して**更地(さらち)**にすることです。
解体には一般的に、数十万円〜百万円単位の費用がかかります(建物の大きさ・構造・立地条件で変動)。

また、自治体によっては解体に補助金が出るケースもありますが、条件があるため事前確認が必要です。

そして見落とされがちなのが、更地にすると固定資産税が上がるケースがあること。
住宅用地の特例(軽減措置)が外れると、税負担が変わる可能性があるため、「壊す前に税金の見通し」を確認しておくと安心です。


まず考えるべき3つの判断軸|ここがブレると後悔しやすい

壊すか残すかを考えるとき、最初に見るべきポイントはこの3つです。

① 建物の老朽度(危険度)

  • 傾きがある
  • 雨漏りしている
  • シロアリ被害がある
  • 長年使っておらず劣化が進んでいる
    こういった状態だと、修繕しても活用が難しく「壊す」判断になりやすくなります。

② 維持費・固定資産税の負担

空き家は住んでいなくても

  • 固定資産税
  • 草刈り・清掃
  • 修繕(最低限の補修)
    などの費用がかかります。
    「活用予定がないのに負担だけが続く」なら要注意です。

③ 周囲への影響(近隣トラブル)

  • 雑草が伸びている
  • 不法侵入や防犯リスクがある
  • 景観の悪化で苦情が来ている
  • 倒壊や火災の心配がある
    この場合は、放置するほどトラブルになりやすいので、早めの対策が必要です。

壊した方がよいケース|こんな空き家は解体を検討

「壊すべきかも」と判断されやすいのは、次のようなケースです。

  • 建物の傷みが激しく、修繕費が高額になる
  • シロアリ・雨漏りなど劣化が進み、住める状態ではない
  • 近隣に迷惑がかかるリスク(倒壊・不法侵入・害獣など)がある
  • 活用予定がなく、維持費だけがかかっている
  • 土地売却や土地活用を考えているが、建物がネックになっている
  • すでに固定資産税の軽減措置が外れている(または外れそう)

特に、倒壊や火災の危険がある状態で放置すると、所有者責任が問われることもあるため注意が必要です。


残した方がよいケース|活かせる空き家は「資産」になることも

一方で、次のようなケースでは「残して活用する」選択肢が有効です。

  • 建物の状態が良く、リフォーム・再利用が見込める
  • 地域によっては「建物付き」の方が売りやすい(リノベ前提の需要がある)
  • 将来、家族が住む予定がある
  • 賃貸・店舗など、活用の可能性を検討している
  • 住宅用地の軽減措置を受けていて、税負担を抑えたい
  • 思い出が詰まっていて、心理的にすぐ壊せない(家族の合意形成が必要)

最近は「リノベーション前提で家を探す人」もいるため、立地や状態次第では“残すことが価値”になることもあります。


後悔しない判断のポイント|最後は「比較」と「計画」で決まる

最終判断で大切なのは、「感覚」ではなく比較と整理です。

1)現地調査で“状態”を正確に把握する

まずは現地で、

  • 傾き
  • 雨漏り
  • シロアリ
  • 外壁・屋根の劣化
    などを確認し、「どこまで傷んでいるか」を把握します。

2)解体・修繕・維持の費用を比べる

  • 解体費はいくら?
  • 修繕するといくら?
  • 放置すると毎年いくらかかる?
    これを並べると、判断が一気にしやすくなります。

3)補助金・制度が使えるか確認する

自治体の補助金、条件に合えば火災保険など、使える制度があるかをチェック。
「知らずに損する」を防げます。

4)売却・相続・活用計画と照らし合わせる

  • 早めに売る?
  • 家族が住む?
  • 賃貸に出す?
  • 土地活用する?
    未来の方向性に合う選択をするのがポイントです。

5)家族で「感情面」と「経済面」を分けて整理する

空き家は気持ちが揺れるテーマ。
だからこそ、

  • 思い出
  • 将来の不安
  • 費用
  • 安全
    を分けて話すと、合意形成が進みやすくなります。

まとめ|「今の状態」と「これからどうしたいか」をセットで考える

空き家を壊すか残すかは、正解が一つではありません。
ポイントはこの3つです。

  • 建物の状態と周辺への影響を冷静に見極める
  • 壊す場合は費用・税金の変化も含めて考える
  • 残す場合は活用計画(売る・貸す・住む)とセットで判断する

そして何より、「放置」だけはリスクが大きいので避けたいところです。


この記事の内容は、動画でも分かりやすく解説しています

🎥 【▶ 動画を見る(空き家を壊すべきか残すべきか、判断基準は?)


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住宅サービスでは、空き家の現地調査とお見積もりを無料で実施しています。
LINEや電話から気軽にご相談OK。解体・リフォーム・売却・活用プランまで、後悔しない判断を一緒に整理していきます。


🌿最後に|「どちらが得か」より「どちらが安心か」で考えよう

空き家の判断は、損得だけで決めるとモヤモヤが残りやすいもの。
大切なのは、家族にとっての安心と、将来の負担を減らす選択です。

「実家の空き家、どうしようかな?」と思った今がタイミング。
まずは現状を把握するところから、一歩踏み出してみませんか?

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