親が認知症になってからでは遅いことリスト|“手遅れ”になる前に家族で準備しておくこと

「親の物忘れが増えてきた気がする…」
「実家のこと、いつか話そうと思っていたけど後回しに…」

親の認知症は、誰にとっても現実的な心配ごとです。
そして厄介なのが、認知症が進むと“できなくなる手続き”が一気に増えること。

気づいたときには「もう本人名義では動かせない」「家を売れない」「預金を引き出せない」…
そんな“手遅れ”に近い状態になるケースも少なくありません。

この記事では、住宅サービスの岩本社長の解説をもとに、
認知症になると難しくなること/元気なうちにやっておくべきこと/実家の注意点を、分かりやすく「リスト形式」でまとめます。
※本記事は一般的な情報です。具体的な手続きや契約は、専門家(司法書士・弁護士・金融機関など)への確認もおすすめします。

認知症になる前に手続き準備

認知症になると「できなくなること」が増える理由

認知症になると、判断力や理解力が低下し、契約内容を正しく理解して意思決定することが難しくなる場合があります。
その結果、次のような “法律行為・契約行為” がスムーズに進まなくなることがあります。

家族として大事なのは、
本人の意思がはっきりしているうちに、本人が納得して決められる状態で動くこと。
これが、トラブルを防ぐ最大のポイントです。


認知症になると“できなくなること”リスト

「具体的に何が止まるの?」を先に整理します。

1)不動産の売却・名義変更が難しくなる

  • 実家や土地の 売却
  • 名義変更や贈与、担保設定など
    → 本人の意思確認ができないと進めにくくなります。

2)銀行口座の管理・預金引き出しが難しくなる

  • 通帳・カードの管理
  • 大きな金額の引き出し
    → 金融機関の判断で手続きが止まることもあり、生活費や施設費用の準備に影響する場合があります。

3)介護や施設入所の契約がスムーズにできない

  • 介護サービスの契約
  • 施設の入居契約
    → 代理人の手続きが必要になり、準備に時間がかかるケースがあります。

4)詐欺・悪質な訪問販売の被害リスクが上がる

判断力が弱ると、

  • 不要なリフォーム契約
  • 高額商品の購入
    などの被害が起きやすくなります。

5)家族の話し合いが難しくなり、相続・介護が混乱しやすい

「親の意思」が聞けないまま進むと、
介護方針や実家の扱いで家族の負担・衝突が増えやすくなります。


元気なうちにやっておくべきことリスト

ここからが本題です。**“今からできる準備”**をチェックリストにしました。

家族で必ず話しておきたいこと

  • □ 実家を 住み続ける/売る/貸す/残す のどれに近いか
  • □ 介護が必要になったとき、どこで誰がどう支えるか
  • □ 施設費用や医療費など、お金の見通しはどうするか
  • □ きょうだい間で「希望」をすり合わせておく(争族予防)

財産・書類の整理でやること

  • □ 不動産の名義人は誰か(登記簿で確認)
  • □ 銀行口座・保険・年金などの一覧化(どこに何があるか)
  • □ 重要書類(権利証、固定資産税通知、保険証券など)の保管場所共有
  • □ エンディングノートやメモでもいいので、意思を残す

将来の財産管理に備える選択肢(知っておく)

  • □ 任意後見契約
  • □ 家族信託
  • □ 遺言書の準備
    ※どれが合うかは家庭状況で違うので、早めに専門家へ相談すると安心です。

「実家」の取り扱いは特に注意!放置が大きな負担に

認知症の影響で特に困りやすいのが “実家・不動産” です。

  • 認知症になると、家を売ることができなくなる可能性
  • 修繕や管理が後回しになり、老朽化が進む
  • 空き家化すると、近隣トラブルや維持費の負担が増える
  • 相続時に、手続きや判断が複雑になって家族の負担が増えることも

「住まない実家」をどうするかは、後回しにすると“動かせない不動産”になりがちです。
だからこそ、まだ元気なうちに方向性だけでも決めるのが大切です。


実際のご相談事例から学ぶ「もっと早く知っていれば…」

実際に多いのが、こんなケースです。

  • お母様名義の家を売って施設費用に充てたかったが、認知症診断後で売却が進められなかった
  • 後見人の手続きに時間がかかり、費用準備が間に合わず家族の負担が急増した
  • 登記が旧姓のまま、相続人確認に時間がかかり、話が前に進まなかった
  • 判断力があるうちに資金化の選択肢(売却・リースバック等)を整理できていれば…と後悔した

共通しているのは、
「本人の意思が確認できるタイミングを逃した」 という点です。


まとめ|後悔しないコツは「まだ元気なうちに話す」

  • 認知症になると、法律行為や契約が難しくなることがある
  • 実家・不動産は特に早めの判断が必要
  • いちばん大事なのは 本人の意思が確認できるうちに動くこと
  • 家族で方向性を共有し、書類・名義・お金の整理を進めておくと安心

この記事の内容は、動画でも分かりやすく解説しています

🎥 【▶ 動画を見る(親が認知症になってからでは遅いことリスト)


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TEL:029-272-2877 / リフォーム専用:0120-03-5517

住宅サービスでは、「実家をどうするか」に関するご相談を、状況に合わせて整理しながらサポートしています。
リフォーム・売却・リースバックなど、複数の選択肢を踏まえてアドバイス可能です。無理な営業は行いませんので、安心してご相談ください。


🌿最後に|“その日”が来る前に、家族で一度だけ話してみませんか?

認知症のことは、話しづらいテーマです。
でも、話しづらいからこそ後回しになり、結果的に家族の負担が一気に増えることもあります。

「実家、そろそろ考えよう」と思った今がタイミング。
小さな一歩で大丈夫なので、まずは家族で方向性を共有するところから始めてみてください。

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